鉄分と貧血の関係を解説。

鉄分は、ひじきなどの食品に豊富に含まれ、貧血の予防には欠かす事が出来ない栄養素です。
吸収がとても悪いので、不足しがちな方は、サプリメントやドリンクなどを利用し、過剰摂取に注意しながら摂取量を高めましょう。
鉄分は、プルーンに多く含まれているイメージがありますが、実際はあまり含有していません。又、コーヒーやお茶は、吸収を阻害しますので注意して下さい。

鉄分の不足?女性に何故貧血が多いのか。

貧血は男性より女性に多くて、なんと成人女性の5人に1人は、鉄分不足による貧血といわれています。

女性に貧血が多い理由ですが、「月経」が主な原因となっています。
月経時には、1回でなんと約30mgの鉄分が失われます。
30mgということは、鉄分の宝庫である「牛レバー」が0.7kg分に相当する訳ですから、貧血になるのもうなずけますよね。

貧血の原因とは?

酸素は、血液中の「ヘモグロビン」という物質によって、体内の隅々まで運ばれます。このような働きのおかげで、無数にある体内の細胞が酸素を取り込み、元気に活動出来るのです。

このヘモグロビンの主成分が鉄分なので、不足するとヘモグロビンが作れなくなり、結果的に酸素を上手く運ぶ事が出来ず、「めまい」や「立ちくらみ」を起こし、疲れやすくなるのです。

他にも鉄分は、こんな働きをしています。

鉄分は酸素を運ぶ重要な役割以外にも、私達が健康的に生きていく為に、大変重要な働きをしていますので、いくつかその効果を紹介しておきます。

妊娠中にも重要な栄養素です。

妊娠中期以降には、鉄分の必要量が、お母さんと赤ちゃん2人分が必要となりますので、さらにしっかりと摂取する必要があります。
通常時の鉄分の必要量は、成人女性で約10mg必要ですが、「妊娠時には19.5mg」、も摂取しなければなりません。

他にも、妊娠時に必要な栄養素を下記に紹介しますので参考にして下さい。

葉酸

いまは、母子手帳に書いてあるほど、妊娠時には必ず摂らなくてはならないと言われていますよね。
それは、葉酸が不足すると、お腹の赤ちゃんが「神経管閉鎖障害」という病気になるリスクが高まったり、流産の恐れがあるからです。

カルシウム

妊娠中には、胎盤を通して母体から赤ちゃんへとカルシウムが渡り、骨や歯を作ります。毎日150mgものカルシウムが母体から赤ちゃんに移行するといわれており、とても不足しやすいので、普段以上に多め摂取する必要があります。

DHA

胎児は、妊娠中のお母さんのお腹の中で、脳細胞がたくさん作られます。
健全な脳の発育には、DHAは欠かせませんので、意識してしっかりと補給するように心がけましょう。

鉄分が多く含まれる食べ物。

食材100g当りに含まれる鉄分含有量を、下表に示しますので、上手く料理に取り入れてしっかりと補給をして下さいね。

プルーンは鉄分が豊富と言われていますが、実際は生プルーン100g中に鉄分0.2mgしか含有されていませんので、ご注意下さい。

鉄分は吸収が非常に悪いミネラルです。

食品から鉄分を摂取しても、実際に吸収されるのは、摂取量の約8%と言われていて、殆どが体外に排出されます。
また、お茶やコーヒーに含まれている「タンニン」という成分は、鉄の吸収を阻害するので、さらに吸収率が悪くなります。

このように、非常に摂取することが難しい為に、貧血を抱える女性が多いのです。
でも安心して下さい、他のビタミンと同時に摂取したりすることで、吸収率を高める事は可能ですので、『上手な摂り方』を参考にして、効率よく鉄分補給をして下さい。


3つもある貧血の種類。

実は、貧血には鉄分不足だけが原因ではなく、他の栄養素の不足や欠乏で発生する事があります。
不足する栄養素の種類毎に、貧血の分類が変わりますので参考までに紹介をしておきます。

鉄欠乏性貧血
これまで説明してきたもので、鉄分が不足することが原因で発生する貧血です。
巨赤芽球性貧血
ビタミンB12又は葉酸の不足により、DNA合成に異常がおき赤血球を作れなくなったことから起こる貧血です。
悪性貧血
ビタミンB12が不足することにより発生する貧血です。
昔は原因解明ができず、死に至る病気として恐れられていたため、このような名前で呼ばれています。

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